自然素材について │自然素材を使う?やめとく? │ホントにこわい!シックハウス症候群 │素晴らしき自然素材

 

■自然素材を使う?やめとく?

ちょっと見ただけでは本物の木と見分けがつかないフローリング。実は合板のうえに塩ビシートを貼ったもの

 

今から11年程前の阪神大震災。私たちはとんでもない思いを体験しました。家は崩れ、傾き、そこら中で火の手が上がり、助けを求める声が、、、学生時代土木関連の会社でバイトをしていた私は、近くの工事現場から、シートの下に隠されている重機の鍵を探し、ミニユンボを操りました。ガレキを慎重にすくいながら、どこからともなく聞こえる助けを呼ぶ声、、、と、震災の体験は別の機会があればすることにします。

そう、震災直後の神戸の街はひどいものでした。情緒溢れ、「港町 こうべ」の慣れ親しんだ光景はどこえやら、、、今思い出しても侘しい気持ちになります。

震災から数ヶ月経ったとき、街は徐々に復興の兆しが見え始めました。更地となったそこに建ち並んだのは、以前とは全く違う、『異なった街の表情』でした。

その表情は、格好よく、でも何か違和感を感じる、どこか冷たい街の顔となっていました。

どこか冷たい、異質な表情、、、「なんでなんだろう?街は復興し、街行く人々の笑い声も聞こえるようになってきたのに、、、」

忙しい日が何日か過ぎたある日、ようやくこの違和感がどこから来るものなのかがわかりました。
以前と異なる冷たさ・・・・それは、建物に使われている素材そのものの冷たさでした。
サイディングという、タイルもどき、石もどきのニセモノの素材。

外部だけではありません。建物の内部も、、、フローリングは、合板を張り合わせたうえに塩化ビニルで木目をプリントし、
ウレタン系の材料でコーティングされています。
同じように建具や巾木、廻り縁など、一見「ほんものの素材」と見分けのつかない木に似せたものは、
ほとんどが燃えるとダイオキシンという毒ガスが発生する「塩ビ」が使われています。
最も最近は、オレフィンシートという若干安全なものに変わっているようですが、、、

そう思って自分の家を見渡したとき、自然素材と呼べるものがほとんど無いことに気がつきました。 新建材に囲まれた生活です。

これらの新建材はどうして、こんなに普及したのでしょうか。それは、多くの日本人が完璧を求めすぎることが根本にあるようです。
また、これらの製品は、安く、施工も簡単で豊富な品揃えから選ぶことができるということも普及した要因のひとつだと考えられます。

でも、ホントにこれでいいのでしょうか?
住宅というものは、人生の中で最も高い買い物。でも使われているのはニセモノ。
ニセモノと云われる「新建材」って何者なのでしょうか?

 

 

■古民家リフォームトップ │ ■古民家リフォームのポイント │ ■自分の手でリフォームしよう! │
■究極の古民家リフォーム日記 │ ■自然素材について │ ■古民家の耐震改修 │